性病のことは知らなくてもエイズという言葉を知っている人は多いと思います。
以前は感染したら死ぬというイメージでしたが、今では様々な治療薬が開発されて適切な治療によって普通の生活が送ることができるようになっています。
2022年エイズ感染者数は過去20年間で最少だったと発表されました。
しかしエイズは無症状なこともあり、この無症状感染者を把握できていないとの見方もあります。
エイズは、早期発見や治療、感染拡大防止のためにもHIV検査が重要です。
HIV感染の初期には、かぜのような症状が出ることがありますが、必ず初期症状が出るわけではありません。
HIV感染は早期に発見し、適切な時期に治療を開始することで、HIVの増殖を抑えることが可能です。
発症を防いだり遅らせることで通常通りの生活が可能となります。
この記事ではイズ(HIV)感染症の感染経路から症状・治療・予防・検査の方法などを紹介しています。
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エイズ(AIDS/HIV)とは?
HIVとは、Human Immunodeficiency Virusの略称で「ヒト免疫不全ウイルス」といいます。
HIV感染者とは、HIVウイルスに感染しているけどエイズを発症していない人のことです。
エイズ(AIDS)とは、Acquired Immunodeficiency Syndromeの略称で、「後天性免疫不全症候群」といいます。
エイズ(AIDS/後天性免疫不全症候群)は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスに感染して、免疫力が低下し、エイズと認められる病気を発症した人のことを指します。
エイズ(AIDS/HIV)の感染経路
HIVときくと、感染力が強いイメージがありましたが、実際は非常に弱いウイルスだそうです。
そのため、唾液や涙などの体液では感染することは、ほとんどないそうです。
ただし、血液や精液、膣分泌液、母乳はウイルス濃度が高いので感染する可能性が高いそうです。
HIVの感染で最も多いのは、コンドームなしでのセックスから感染するケースです。
また、アナルセックスは腸の粘膜が傷つきやすく、ウイルスが侵入しやすいため感染しやすい傾向があります。
エイズ(AIDS/HIV)感染症状とは
HIV感染後は、感染初期にインフルエンザに似たような症状がでることもあります。
しかし、6ヶ月から10年以上の間、ほとんどの場合は無症状です(平均8年~10年間無症状)。
そのまま治療しないでいると免疫力が低下し続け、約5年~10年でエイズ発症となります。
HIV感染初期(急性期)経過期間:2~4週間
- 発熱
- のどの痛み
- リンパ節の腫れ
約1割ほどの人に症状が出ますが、残りの9割の人は無症状(無症候性キャリア)のままだそうです。
インフルエンザに似た症状が現れることがありますが、2週間ほどで消えてしまう。
無症候期 経過期間:3ヶ月
- 無症状が続く。
(HIVの抗体が十分に産生され、血液中に出現し、HIV抗体検査が可能となります)
エイズ発症期 経過期間:数年~10年以上
- 発熱
- 下痢
- 極度の倦怠感
- 体重減少などが現れる。(エイズ関連症候群)
厚生労働省が定めた合併症(代表的な23疾患が決められています)のいずれかを発症した場合、エイズと診断されます。
【23疾患の例】
カポジ肉腫、悪性リンパ腫、カリニ肺、口腔カンジダ症 イソスプラ症など
詳しくはこちら→厚生労働省 後天性免疫不全症候群
エイズ(AIDS/HIV)感染症を放置した場合
エイズは、治療をおこなわず10年以上経過するとエイズを発症します。
エイズを発症すると、免疫力が下がるため健康であれば感染することはない感染症にかかってしまう場合があります。
治療をおこなわなければ、ささいな感染症などで死にいたると思われます。
しかし、今はエイズをは死にいたる感染症ではありません。
早期発見・早期治療を開始すれば、健康を維持・回復できるようになっています。
そのため、エイズ感染の疑いがあるときは、検査を受けましょう。
エイズ(AIDS/HIV)の検査方法
GME医学検査研究所では、HIV検査は2段階検査を実施しています。
初回検査で陽性判定が出た場合、再検査を実施して慎重に検査結果を出しています。
追加費用も一切かからないGME医学検査研究所の独自サービスとなります。
検査時期:感染が疑われる行為から1か月経過後(陰性確認は3ヵ月経過後)
検査方法は採血による血液検査です。
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エイズ(AIDS/HIV)の治療方法
抗HIV薬の内服によって、ウイルスの増加を抑えエイズの発症を防ぐことができます。
ですが、HIVウイルスが体内から完全に消すことはできません。
薬をやめるとウイルスが増えるので、生涯薬を飲み続けなければなりません。
現在、HIVウイルスを完全に排除する治療方法はありません。
感染すれば死ぬとされていたエイズも、現在では薬が開発され、HIVウイルスの量を減らし免疫機能を回復させらるようになりましたが、完治するには至っていません。
完治したという症例も報告されていますが、あくまでレアなケースとされています。
すべてのHIV感染者が確実に完治できる保証はまだありません。
また、抗HIV薬は高額になるため、一定の条件を満たせば、身体障碍者の認定を受けることができます。
認定が受けられれば、医療費の負担が大きく軽減できます。
エイズ(AIDS/HIV)の予防対策
性行為のときはコンドームを正しく使用して、分泌液や血液などの直接の接触を避けることが予防になります。
コンドームは性行為の途中からではなく、最初から終わりまで装着しましょう。
※射精の前後にでるカウパー腺液(先走り液)にもHIVが含まれています
また、口を使った性行為の時もコンドームを使用することをおすすめします。
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