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最近HSPブームですね。
わたしもこのブームにのって知ったんですが、、。
- HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは?
- あなたもHSPかも?HSPがもつ4つの特徴『DOES』
- D:深く考える(Depth of processing)
- O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
- E:感情の反応が強く、共感力が高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
- S:ささいな刺激を察知する(being aware of Subtle Stimuli)
- HSPには内向的タイプと外交的タイプがある
- 刺激追求型(HSS)の気質を持つHSP
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは?
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称で、直訳すると「非常に敏感な人」という意味になります。
HSPは、SPS(感覚処理感受性:sensory-processing sensitivity)が高い人のことです。
SPSとは、感覚情報(体性感覚・痛覚・視覚・聴覚・味覚・平衡感覚・内蔵感覚など)を脳内で処理するプロセスの、生まれもった個人差を指しています。
つまり、刺激に対して敏感で感受性が豊かで、繊細な気質を持つ人のことを指します。
- 細かいことに気づきやすい
- 人の感情に敏感だ
- 光が苦手
- 騒音が苦手
- 団体行動が苦手
などなど、ほかにも人によって様々ですが、このような気質を持っている人たちです。
ただし、HSPは気質であって病気ではありません。
その人が生まれ持った気質であって、タフな人と敏感な人という2つのタイプに分けた、ただの概念なので薬を飲めば治るというものではありません。
HSPは、アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が提唱した気質です。
博士自身が、敏感で悩み考え苦しんだ末にたどり着いたもので、1996年にHSPに関する書籍を出版してから、まだ20年あまりと短いのです。
また、この気質を持つ子どものことを、HSC(Highly Sensitive Child)といい、HSE(Highly Sensitive Extroversion)は、HSPの3割を占める「外向的」なタイプで、 HSS(High-Sensation Seeking)は刺激探求型とも呼ばれ、好奇心が強く刺激を求めるタイプを指していて、HSPの3割を占めるといわれています。
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あなたもHSPかも?HSPがもつ4つの特徴『DOES』
エレイン・N・アーロン博士がいうには、敏感で繊細な人には「4つの面」があるそうです。
その4つ面があてはまるなら、あなたもHSPかもしれません。
D:深く考える(Depth of processing)
- 新しいことに慣れるのに時間がかかる
- 深く考えすぎて、考えがループしやすい
- 慎重になりすぎて、なかなか決断できない
- 行動を起こすのに時間がかかる
- 自己啓発や心理学、スピリチュアルに興味が高い傾向にある
- 文学や芸術に深く感動する
- 人より深く傷つきやすい
- 少しの説明で全体が理解できる
- 本音を見抜いてしまう
- 直感が鋭い
あと、電話するときとかメールもすんごい時間かかるよね、、。
O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
- 人と会うとぐったり疲れる
- 空腹や痛みに弱い
- アクセサリーが苦手
- パーティーなどが苦手
- 相手の発言に傷つきやすく、引きずる
- 気に入ったことはとことん気に入る
- 1人の時間、静かな時間が必要だ
- 大きな音や騒音が苦手
- 暑さや寒さ、チクチクする服などが苦手
- サプライズが苦手
- 痛みに敏感
- 強い光が苦手
- ずっと見られていると緊張し動揺する
- 本番に弱い
- 些細なことでも驚く
- 肌触りにこだわる
- 嗅覚が鋭い
E:感情の反応が強く、共感力が高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
- 音楽や芸術作品に深く感動する
- 涙もろい
- 周りの人の感情に影響されやすい
- 他人のストレスによく気づく
- ささいな間違いにも強く反応する
- 物事を深く感じ取る
- 人のちょっとしたしぐさや表情、目線などに敏感で機嫌や思っていることが分かってしまう
- 落ち込みやすい
- 他人の感情に敏感
- 相手の気持ちを優先しすぎてしまう
- 言葉を発せない動物や幼児の気持ちも察することができる
- 緊張感のある職場などでは息が詰まる感じになるくらい辛い
S:ささいな刺激を察知する(being aware of Subtle Stimuli)
- 小さな音、かすかなにおいなど、細かいことにすぐ気づく
- 冷蔵庫の音や機械音、時計の音などが気になってしまう
- 人の外見や体調の変化に気づく
- 強い光や日光の光が苦手
- カフェインや添加物に敏感に反応する
- 音に敏感で他の人よりもうるさく感じてしまう
- 相手が何を思っているのか、なんとなくわかる
- 服のタグなどが気になる
- 勘が鋭い
- ささいな事でも敏感に察知するので、気が休まらない
- 天気、気圧の変化が体調にでる
- 環境や部屋で小さなことが微妙に変わってすぐ気づく
- 味や香り、肌触り、触感、舌触りにとても敏感
- 人の気配がある場所では集中できない
参考:48の質問に答えて診断してくれるサイトはこちら→HSP診断テスト
参考:アーロン博士のHSP診断チェックリストはこちら→アーロン博士日本語版サイト
HSPには内向的タイプと外交的タイプがある
HSPの人は内向的と思われがちですが、外交的な人の中にもHSPの人がいるんです。
約70%が内向的HSPで、約30%が外交的HSPと言われているそうです。
内向型は1人の時間を持つことでエネルギーを回復できる人です。
外向型は人と接することでエネルギーを回復できる人です。
内向的HSPの特徴
- 人嫌いではないが、少人数の集まりが好き
- 1人で長く過ごしても苦ではない
- 1人遊びが好き
- 集団や大きなパーティなどは苦手
外交的HSPの特徴
- 交際範囲が広い
- 新しい人との出会いが好き
- 社交的で人見知りをしない
- 大人数でワイワイするのが好き
- 他人と話すことが好き
わたしは内向的HSPだな。
刺激追求型(HSS)の気質を持つHSP
HSS(High-Sensation Seeking)とは、HSPとは真逆の気質です。
変化を好み激しい刺激や経験を求めるタイプの人をHSSと言います。
このタイプは両方を持っているので、好奇心旺盛(HSS要素)だけど傷つきやすい(HSP要素)、刺激的な経験(HSS要素)を求めるけど、疲れやすい(HSP要素)という非常に敏感で繊細なのに、刺激を求めてしまうという気質です。
このHSSとHSPの両方を持つタイプの人が、人口の約6%いると言われているそうです。
リトは、一番多い内向的HSPだね。
でもね、HSPは持って生まれた気質であって病気ではありません。
治るものではないので、一生付き合っていかなくてはなりません。
そのため、少しでも楽に生きていけるように、うまく対処して付き合っていく方法を身に付けていきたいですよね。
次の記事では、HSPの向き合い方を詳しく調べていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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